AI業界激震!DeepSeekデータ流出から見える2025年のAI業界最新動向
最近のAI業界では、めまぐるしい展開が続いているように感じます。特に中国のDeepSeekを巡る一連の出来事は、業界全体に大きな波紋を投げかけているようです。神戸でAIを扱う身として、これらの動向には目が離せません。今日は、注目の最新ニュースをピックアップしながら、個人的な見解を交えつつ解説してみたいと思います。
DeepSeekデータベース漏洩事件

中国のAIプラットフォームであるDeepSeekは、クラウドセキュリティ企業Wizによって重大なデータベース漏洩が明らかにされ、システムログ、ユーザープロンプト、APIトークンなど100万件以上の記録が流出しました。この漏洩は、AIのサイバーセキュリティに関する課題を浮き彫りにしています。
この事態には驚きを隠せませんでした。RAGシステムの開発に携わった経験から言うと、プロンプトデータの流出は企業にとって致命的な問題になり得ます。企業向けにAIコンサルティングを行っていると、「プロンプトエンジニアリングのノウハウを社外秘にしたい」という要望を耳にしますが、まさにその懸念が、まさかの生成AIによって現実のものとなってしまった形です。
OpenAIの調査開始

OpenAIは、中国のスタートアップであるDeepSeekが「蒸留」と呼ばれる手法を用いて、自社のAIモデルを使用して競合するチャットボットを作成したとの疑惑を調査しています。この手法により、より小型のモデルの性能を向上させることが可能とされています。
ChatGPT3.5が出た時に即Plusプランに申し込んで毎日5時間くらいにやにやしながら使い込んでいた身としては、モデルの「蒸留」という概念自体は非常に興味深いテクノロジーだと思うんです。よく分からんけど。何を指して「蒸留」というのか分かりませんが、ちょっと意識はしておこうと思いました。
ソフトバンクの大胆な投資検討

ソフトバンクは、ChatGPTを開発したOpenAIに対して150億ドルから250億ドルの投資を検討しており、実現すれば同社の最大の財務支援者となる可能性があります。この投資提案は現在検討中であり、最終決定はされていません。
ソフトバンクグループは継続的かつ莫大な費用の投資をOpenAIに行っていますが、この規模の投資には本当に驚きます。同社のAIへの投資規模は桁違いですが、ソフトバンクモバイルユーザーに勧めるのはパープレキシティだという謎。
Metaの冷静な反応

MetaのCEOであるマーク・ザッカーバーグは、同社の第4四半期の収支報告において、DeepSeekのAIモデルに関して懸念していないと述べました。彼は、これらの進展がMetaのAI製品であるLlamaの強化に役立つと考えています。
この発言には、DeepSeekのオープンソースAIの持つ可能性への信頼が感じられます。システム開発の経験から言うと、競合を脅威と見なすのではなく、業界全体の発展につなげようという姿勢は素晴らしいと思います。また、生成AIなのにオープンソースという概念とか、比較的低いスペックのPCにインストールできてしまう構造など、その概念が評価すべきであるということなのかも知れません。
実務者向けの新機能も登場

Google Sheetsの新機能であるGemini AIは、ユーザーのデータに関する質問に応じてトレンドを特定し、静的なチャートを生成してスプレッドシートに画像として挿入できます。ただし、生成されたチャートは静的なため、データの更新時には新しいチャートの生成が必要です。
ビジネスにおいてAIを難しく考えすぎないことが大切だと考えている身としては、こういった実用的な機能の登場はとても嬉しいですね。神戸や大阪の中小企業の方々にも、まずはこういったツールから始めてみることをお勧めしています。ただしリリース当初は気を付けましょう(笑)。
神戸AIファクトリーでは、中小企業やビジネスをされている方向けに、できるだけ分かりやすく役立つ情報を発信できればと思っています。また来てね。
